ISS山崎機械は1946年の創業以来、型打ち鍛造の中でもエアースタンプハンマーを極めることを主体に事業運営を行なってまいりました。
エアースタンプハンマーを用いた型打ち鍛造はプレス鍛造と比較しまして、小ロット対応が可能なことに加え、大型鍛造製品を比較的安価に製造可能といった特徴があります。
その一方で製造工程を主に人が行うことから、熟練度や作業性により品質や生産性が左右されるという側面を持っています。当社では、平均勤続年数の長さと、安定した人材の採用による製造現場の平均年齢の低さにより、鍛造工程における製造技術の伝達と高い生産性を双方可能にしています。
2017年4月には創業70年を迎えましたことを一つの節目として、より多くの価値提供を行える会社を目指してグループの機械加工会社との合併を行いました。「鍛造と機械加工のBEST MIX」という他の企業にはないコンセプトの製造会社として、最終完成部品に近い視点から鍛造工程を見つめなおし、新たな価値を創っていけますよう今後とも社員一同努力していく所存です。
ご愛顧いただきますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
井上 寿一