“鍛えて造る” 一見単純にも思える型打鍛造。我々は、「より複雑な形状を、より多様な材質を、より大きな品物を」造るべく、研究・開発を重ねてきました。長年の歴史で培った経験と、唯一無二の職人技で成し得る難成形鍛造品を製作します。他社では真似する事の出来ないオンリーワンの鍛造技術をご覧ください。
当社の鍛造品は、最大外径φ840、最長1400mm、重量は約1kg~1,000kg。これらを生産可能にするのは、1t~8t、合計10ラインに及ぶエアスタンプハンマーなどの幅広い設備ラインナップです。また、上記のサイズを超える製品についてもご相談ください。
チタン合金など特殊な材質も当社の技術力によりエアスタンプハンマーにて型打鍛造が可能です。実績の無い特殊な材質においても、積極的にチャレンジします。また、材質の提案も行っています。
年間5万トンの鋼材購入実績を誇る当社の調達力で、JIS以外の海外規格材も調達可能です。
金型を用い、最終形状に限りなく近い形状まで成形します。
リング形状の成形に適した鍛造方法で、金型を使用せずに1ヶから製造可能です。外径φ250~2700までのリング鍛造品が製造可能です。
金型を使用せずに1ヶから製造可能です。当社では試作段階での製品もこの製法を用いて提供しています。
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製鋼メーカーで圧延された鋼材を切断し、加熱炉で材質ごとの鍛造適温度まで加熱します。
加熱炉で材質ごとの鍛造適温度まで加熱します。
複雑な形状の場合など、荒成型が必要なものは型打鍛造の前に荒地をハンマーで成型、その後最終形状に近い形状まで別のハンマーで成型します。
型打鍛造でできたバリをプレスで除去します。
ハンマーでは成型することのできない形状の場合はプレスで成型していきます。
鍛造製品を加熱・冷却することによって
性質を変化させます。
表面に投謝材をぶつけて酸化膜スケールを除去。
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製品としての品質を満たしているか検査を行います。
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金型に負荷のかかる長穴形状は鍛造での成形が難しく、機械加工で成形を行うことが一般的です。当社では1つの製造ラインにプレスを2台置く特殊な構成を行うことで、鍛造工程での長穴成形を可能としました。機械加工時間の短縮による大幅なコストダウンが望めます。
通常、型打鍛造品には金型から製品を抜き取るための抜勾配が付加されます。当社では、特殊な工程により抜勾配を除去することができ、外観が良好になるだけでなく機械加工時間の削減や加工治具の簡略化などに大きく寄与します。
小物製品や丸物製品に対して、当社では入子式の金型(=インサート型)を用います。金型の製作にかかる材料費や加工費を最小限に留めることができるため、イニシャルコストの低減に寄与するとともに、鍛造化の実現をより容易にします。
仕上図面一枚から鍛造図面の設計、金型の製作まで一貫して社内で対応が可能です。発注から納品までがスムーズで、外注による製作に比べ短い期間での納品が可能となります。
金型の交換時間を極限まで短くすることで、小ロットでの鍛造を可能にしました。当社では1ラインで1日に4~5回の型替えを行っています。